【書評】「日本再興戦略」メディアアーティストが考える日本の未来とは!?

こんにちは。danskblomstです。

今日ご紹介する本はこちらです。

わたし、落合陽一さん好きなんです。

一時期は、Newspicksの動画を毎回チェックしていました。

とはいえ、話していることが難しすぎて、正直あまり理解できないことが多いです笑

一方の書籍の方は、専門分野ばっかりなのかと思いきや、誰でも理解できる様な平易な言葉で書かれているので、とてもわかりやすいし、テクノロジー面での知識が豊富なので、本当にそんな未来が来るのかも、と感じてしまいます。

落合陽一さんはこんな人

1987年生まれ。メデイアアーティスト。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了、博士(学際情報学)。竹馬大学学長補佐・准教授・デジタルネイチャー推進戦略研究基盤基盤長、大阪芸術大学客員教授、デジタルハリウッド大学客員教授を兼務。ピクシーダストテクノロジーズCEO。2015年米国WTNよりWorld Technology Award 2015、2016年Ars ElectronicaよりPrix Ars Electronica、EUよりSTARTS Prizeなど国内外で受賞多数。

これだけ読んだら何してる人か全然わからないですね笑。
とにかく「天才」です。

何を持って、「天才」というのかは難しいところですが、Youtubeアップされている動画では、こういうものを作っているようです。

デジタルネイチャーといって、現実とデジタルの境界をなくすような取り組みをされている、というのがわたしの認識です(間違ってたらすみません)。

ただ、科学の分野だけでなく、政治や歴史・文化などさまざまな分野での知識豊かで、学生の頃には岩波文庫の本を毎日1冊は読んでいたとか・・・

ということで、幅広い分野でかなりの知識を有している方ですので、今後どういった未来になるのかを考えていきたい方には、とても為になる本だと思います。

少しずつ変わりゆく日本

日本にとって、そしてこれからを生きていく私たちにとって、今後どうなっていくのかは、すごく気になるところ。

わたしの個人的な肌間では、インターネットの普及によって、企業人でいるよりも個人で好きなことで仕事にして、活動をしていくことが可能な時代がきていると思います。
ただ、まだそれは過渡期に過ぎず、それをどう確立していくかは、まだ模索していくような段階だと思うのです。

そして、日本人のわたしにとって一番気になっているのは、少子高齢化です。

このテーマが、日本の将来を考えていく上で、様々な面で足かせとなっていく可能性のある問題なのではないかと思います。

単純に考えると、子供の数が減っていくことで、国の経済規模は縮小していきます。
国防面でいうと、国を守る立場の自衛隊員の数自体も減っていきます。
少子化で空き家が増えると、街の防犯や環境面はどうなっていくのでしょうか。
人が少なくても、住み続けたい!と思われるような魅力的な国でなければ、有能な人材もどんどん流出していくのではないかと思います。

そんな危機的な状況にあるこの国が、今後どう未来を切り開いていくのか。

そのひとつの解決策を落合さんが提示してくれています。

ワークアズライフという働き方

まず、日本人の働き方について。
日本人に合っている働き方を「士農工商」という江戸時代の身分制度から、提唱してくれています。
士農工商をいまの仕事に置き換えると、次のようになります。

士・・・政策決定者・産業創造者・官僚
農・・・一般生産・一般業務従事者
工・・・アーティスト・専門家
商・・・金融商品や会計を扱うビジネスマン

前にブログで、なぜこんなに自分の仕事が面白くないかと考えていたのですが、その答えとなるヒントをくれたのが、落合さんでした。

以前書いたブログ
嫌いな会社を通して

こんな文章があります。

士農工商の中で「農」と「工」の人は明らかにモノを生み出しています。生産をしているクリエーターです。それに対して、「商」は基本的に生産には関わらないゼロサムゲームを行うので「商」ばかりが増えると国が成り立ちません。「商」がいきすぎるのは困るのです。
そうです。わたしの仕事は「何も生み出していない」のです。

わたしはこれを読んでピンときました。

なぜわたしの仕事が面白くないのか。なぜなら金融機関に勤めていたら、何も生み出さないからです。

話を戻しますが、日本の「士農工商」のうち、百姓的な生き方をお勧めされています。

百姓は100の仕事を持つという意味があるそうです。100も仕事を持ったら大変じゃないか!と思われますが、ストレスのない仕事をうまく組み合わせて、自分なりのポートフォリオを組むのです。

ここの百姓的な生き方が、わたしはすごくいい!!!と思いました。

たとえば、月に3万円しか稼げない仕事でも、そのような仕事を10個組み合わせれば、月収30万円に達成することが可能です。

会社員というのは、一つの仕事しかしない代わりに、一生その会社に縛られ、その会社の人たちに嫌われないようにストレスを抱えながら仕事をしていくのです。

それが、自分で仕事を生み出すことで、そのストレスもなく、しかも自分の好きな仕事で、相乗効果を生み出しながら、仕事をしていくことが出来るのです。

そんな生き方にあこがれて、本格的に脱会社員を考え出しました。

ちなみに、いまわたしが考えているお仕事ポートフォリオ

今ぼんやりと考えている自分のポートフォリオとしては、

・デイトレ
・図解を利用したわかりやすいニュースサイトの運営
・英語を再学習して、日本人しか作れない情報発信を海外向けにすること
・漢方サロンを開きたい
・兵庫県の特産品をブランド化して、世界で売り出したい

などなど・・・

妄想が膨らむ・・・笑

とにかく、妄想をたくさん膨らませて、アイデア出して、面白いことしたいなあぁって思っています。
昔から妄想癖だけはすごかったから笑

デイトレの部分は、明らかに「商」なんですけどね。

ここは、会社員を辞めた瞬間に自分が収益を生み出さなくなることに対する不安があるからです。

拝金主義と言われれば、それまでなんですが・・・

不労所得、みたいな安定的な収入にはなり得ないし、稼げるかどうかもまだわからないけど、ここを基盤にして、ほかの仕事が出来れば、すごく精神的に楽になるかなぁと思って、始めています。もちろん勉強はしてますよ。

テクノロジーが変える未来

書籍の方に話を戻します。

今後、少子高齢化を救ってくれる、もしくは少子高齢化がむしろ逆にきっかけとなって、日本で世界よりも速く取り入れられていく技術が紹介されていました。

それは、まず「自動運転」です。

自動運転技術が開発されて、日本で取り入れられることによって、アマゾンなどの宅配を自動運転車が配送してくれることになるようです。
そうすると、スーパーも要らないし、配達をする運転手さんも不要になります。
買い物に出かける必要もなく、高齢者や子育て中の人、病気の人・障害のある人も、便利蜷ります。

そして、自動運転技術の進歩により、国内での移動が楽ちんになります。
何しろ運転しなくて済むのですから、自分の車の中で、くつろぎながらおでかけすることができるのです。
今までは東京中心の国家でしたが、もう少し地方の都市にも人が集まると思います。というのも、自動運転で渋滞知らずになるわけですから。

機械化が変える未来

人が不足している日本では、通常抵抗のある機械化も受け入れやすくなるといいます。
確かに、介護分野では、もっとロボットに任せてもいいのではないかと思うところがあります。
高齢者の体を支えてお風呂に入れたり、移動したりというのは、介護者にとってはかなりの負担になるからです。
人が少ない=機械化する。普通なら、高齢者だと、ロボットなんて怖い!嫌だ!と思うかも知れませんが、人が少ないんだからといえば、「仕方がない」と受け入れられますし、AIロボットでれば、虐待される心配もないですから、「意外にいいじゃないか」と思われるかも知れません。

東洋の「かっこいい」の発信を

明治維新以降は、ずっと日本は西洋の真似っこをしてきました。
いいものは全部西洋にあると、そんな意識でいたと思います。

でも、これからは、もっともっと東洋のすばらしさを世界に発信できる時代です。

わたしも西洋が好きなんですが、それ以上に日本ももっともっと面白い国です。

わたしはもっともっと日本の良さを世界に発信できたら良いなぁっと思っていますし、その良さが日本のブランドになって、世界から真似されるようになれば、少子高齢化に負けない日本の未来が描けるのではないかと思います。

東洋について、落合さんはこのように書いています。

わかりにくいものを頑張って勉強することで理解していく―それが東洋的な価値観なのです。言外の意味を修行によって獲得する。それは、言外の意味が参照可能な西洋的文法に対して、内在させようとする仏教的、東洋的文法だと思います。

素敵じゃありませんか?
こういうわかりにくさと精神修行の側面がわたしは大好きですし、日本人だからこそ理解できる観念であると思います。

ところで、落合さんってあの人みたい・・・

わたしは、落合さんが幕末の吉田松陰みたいに思えてならないんです。
落合さんは大学で、学生に教えてますから、落合さんの思想を受け継いで、落合論を推進していこうとする人たちが増えてくると思うんです。

その人たちが、既存の日本の古い枠組みを壊そうとして、明治維新のような(たぶん血を流すようなことにはならないだろうけど)改革が行われるような気がしているのです。

実際、政界への進出も落合さんは否定されていませんし。

100%落合さんが思ったとおりにはならないと思いますし、これらが達成できるのがいつ頃になるのかもわかりませんが、ものすごいスピードで時代が変わっているのは事実です。

もしまだ読まれていない方は、一読されていると、今後ご自身がどう生きていくかを考えていく上での助けになると思います。